【釣ったヘビを食べた!へび重とフライドスネーク】
前回、数日間の苦労の末についに捕獲したヘビ、アオダイショウ!
【釣りたかったアオダイショウ】より

このヘビを調理して食べようと思うのだが、ヘビはいったいどうやって食べれば良いのだろうか・・・
そこで、しばし考えた・・・
そこで、これは絶対に美味いだろうと思うのだが、蒲焼きはどうだろう・・・
だってね?あの風貌ですよ?
蒲焼にしちゃえば、もはやウナギと区別つかないかもしれないよね!
そんなわけで、蒲焼にすることに決定!
さて、〆ます!

え〜・・・この編のくだりを詳細にレポートすると、読む時間によっては食事が喉を通らなくなる可能性さえあるので、完結に伝えよう。
まず、首をはねます。
皮を剥き、力いっぱい剥がします・・・

良い感じの長さに切ります。

そして、串を通して・・・下処理完成!

さて、調理を開始しようじゃない!
火を準備しておいた七輪にドーン!

火が入った辺りでタレを塗ります!
買ったよね!うなぎのタレ!
そして、塗る!
焼く!!
すると、こんな良い感じに!!!

そして、焼き完成!!!

それを重にして完成!

一応保険にフライドスネークも余った身で作っておいたね!


そして、ヘビ重とヘビのフライドスネーク・・・ヘビの肝吸い・・・という訳にはいかなかったので、お吸い物は市販の物・・・
こうして、ヘビ重御膳が完成した!


さてさて、渾身の力作ともいえる今回のへび重を食べる前に、まずはフライドスネークから行こうじゃない!

それではいただきます!

ふんふん・・・
え〜・・・うん。
うまいよ。
うまいんだけどね・・・骨多い!ってか骨!
骨の割合の方が多くて、骨に付いたわずかな肉を剥ぎ取って食べている感じ。
味は・・・正直主張しないタンパクな身で、歯ごたえはギシギシとしっかりしているが、臭くもなく、香辛料の味に支配されて、もはやこれでは何を食べているか分からない。
しかし、ま〜美味い事は美味い。
食べた後はこんな感じになる。

うん・・・幸先が悪い。
なぜか美味かったのに、はじめの一歩を踏み外した感がある。
しかし、渾身の力作「ヘビ重」。 美味いはずだ!

美味いはずだが・・・骨の存在が脳裏をチラつかせる。
しかし、ま〜いただきます。

うん・・・やっぱり。

まずね、硬いんだ。
身を剥がすのに、噛み千切る必要がある。
そして、ビロロロロっと剥がして・・・

うん・・・
こんな感じに・・・

ウナギのタレが美味しいのであって、ヘビが美味しいかと言われれば、食感が不快だ。
不味くはないが、また食べたいとは思いにくい・・・
微妙だ・・・

そもそも、〆る段階で、本来ウナギやアナゴの様に骨を取る予定だったが、ヘビの骨の構造がウナギやアナゴと違っていて、取れなかった事が敗因だ。
さらに身が思いのほか硬く、脂が少ないのでギジギジとした食感で、とてもフワフワなウナギと比べると、足元におよばない・・・
ヘビの肉の食感をしいて言うなら、ホッケやアジの開きを焼いた時の内側の表面の様な・・・なんとも表現しにくいが、そんな感じだ。
結果、予想では非常に美味しいと踏んでいた「ヘビ重」は見た目はそこそこではあったが、完全なる見かけ倒しであったため、決しておススメはしません。
食べて見たい方は、唐揚げくらいがちょうど良いと思います!
機会があれば是非試してみて下さい!
今後、機会があれが他のヘビも食べて見ようと思います。
・・・それにしても、いつもながら思う事は、私は決して料理が得意ではないので、ありきたりな料理しか作れず、普通の料理しかできないのが非常に残念だ。
仲間にコックが必要だとつくづく思うのです・・・
ラベル:アオダイショウ