2016年11月14日

【真野川サケ有効利用調査に参加する。】






【真野川サケ有効利用調査に参加する。】


9月の終わり頃。

私はサケ釣りができる場所の情報を集めていた。

大好きな木戸川は、余剰サケがいない為に有効利用調査(サケ釣り)が今年は中止。

茨城なら那珂川・久慈川。

鬼怒川もあったかな?


ま〜近年サケ釣りをやらせてくれる河川が増えた。

そして、情報を収集する中でツイッターを通してサケ有効利用調査が福島県の南相馬で行われる情報を入手。

真野川(まのがわ)というらしい。

今まで聞いた事がなかったが、今年が初めての試みであったという。


そして、エントリー。


一か月後あたりに採捕許可の通知書が届いた。

通知書.png

そして、来る11月12日。


私は南相馬、真野川に足を運んだ。

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会場には村田基さんがセミナーの講師としていらしてまして、釣りを開始する前のアドバイスとしてプチセミナーが行われました。

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そして、開始時間の7時。


「スタート!」の声に誰も急ぐ様子もなく、ポイントに移動。

それだけ人が少ないのだ。


エリアはとても広いのだが・・・


とりあえず、私も釣りの準備。



サケ・・・

私はサケ釣りのエキスパートである、私のアドバイザーであるミスター。

ミスター.png
【ミスター】

木戸川漁協の鈴木さん。

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【鈴木さん】

そして、木戸川サケ有効利用調査のトータルアドバイザーである菅スプーンオーナーの菅野さん!

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【左:菅スプーンオーナー 菅野さん】

と、まぁ〜サケ釣りスーパースペシャリスト3名からサケの生態や、サケ釣りの色んな話を聞いているわけです!

手に取ったルアーは何か?


寝言は寝て言ってくださいよ!


菅スプーン以外に使うものあります!?


そして、5gをチョイス!

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本当は2.7使いたかったのだが、川幅広くて飛距離が・・・


周りはドデカいスプーン使ってたけどさ、河口付近のサケならともかく、河口より大分遡上してるサケは、もうエサ食わないわけよね!

つまり、ドデカいカツ丼的なルアーじゃ追わない。


というか追わない。


だから、小さいシルエットの物を自然に鼻先に通す・・・


そして、反射的に咥えてしまったアタリ・・・・カツ!という小さなアタリにアワセる!


・・・・


・・・・


・・・・そんなカッコいい事が簡単にできたなら、さぞ釣りも楽しいのだろう。



そして、記念すべき一投目

マチャ 真野川 サケ釣り.png


・・・根掛かりにて、大事な菅スプーンをロスト。


川が浅い。


ロッドを立てても藻が釣れる。



重いスプーンじゃ釣りにならないだろうな・・・



それにしても川底にロープやらゴミやら色んなものがあるようで、根掛かりが多発していて釣りにならない。


釣れるのは水草とか流木。

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これはまだルアーが帰ってくるからいいが、ルアーがいくらあっても足りない程ロストが続く。


リーダーを結ぶ作業も続く。


ここでの私の率直な感想は、「え・・・これがサケ釣り?」である。(笑)


しかし、サケをどうしても釣りたい欲があるわけでもないので、これも経験と色々試行錯誤は続ける。


最近、仲間の「しがけん君」が私に言ったひと言を思い出した。

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【しがけん】

しがけん「マチャさん、中禅寺湖でレイクトラウトが釣れなかったのは、きっと「奉納」が足りなかったからですよ!ププー」


ここで言う「奉納」とは根掛かりによって水底に沈んだルアーを「ロスト」と言うのは辛すぎるので「奉納」と、さも良い事をしたかのように言うのが我々の傷心のバンソウコウ的な言葉となっている。


奉納が足りないか・・・


やったろうじゃねぇか(笑)



・・・・


・・・・



・・・・



この悪ノリを私は釣りが終わった時に非常に後悔した・・・




ところでサケは釣れたのか?


は?


サケ?


姿も見えなかったけど?


波紋しか見えなかったがなにか?


前日の大雨のせいで濁りも凄くて、橋の上から川を除いても全然見えません(笑)


奉納した菅スプーンの数教えてほしい?


しかたないな・・・


8枚だ。


サケが釣れなかったダメージは皆無だ。

菅スプーンを失くした私の心は、大事にしていた彼女が突然いなくなってしまったかのような状況に陥っている・・・


そして、ふと考えてしまった悪魔的思考。


経営・経済・会計が専門の私の悪い癖。


この有効利用調査に費やした費用の計算が無意識のうちに始まった。


まず、有効利用調査の費用5000円。

高速往復、4440円。
ガソリン代約2000円。
ロスト(奉納)した菅スプーン500×8。:4000円
菅スプーンの代用で失くしたスプーン 500×2:1000円
菅スプーンの代用で失くしたスプーン(MTレイクス)800円
カメラマン(嫁)の朝食+コーヒー代500円。
やけ食いした弁当代+飲み物650円
有意義になるはずだった土用の午前:プライスレス。
私の菅スプーンへの想い:プライスレス。

合計・・・18,390円。


・・・


今月の釣り予算終了〜・・・


私の月の釣り予算は2万です。



・・・帰ろう。



最後に村田基さんが一緒に記念撮影をしてくださいました!

マチャ 村田基さんと記念撮影.png

サケ釣り?


サケなんて釣りに来てないよ。


村田さんに会いに来たんだよ。



・・・・会場では全体でたった5匹しか釣れてなかったようです。



サケの記事なのに、サケの画像がまるでないのも・・・


なので・・・


いつか釣ったシロザケ。


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サケ.png

みなさんも、来年はどこかのサケ有効利用調査行って見てはいかがでしょう。


注)サケは漁業権の無い河川でも採捕は許されていないので、有効利用調査以外で万が一河川で釣れてしまった場合は速やかにリリースしましょう。 リリースしてもサケは非常に体力を奪われる為に繁殖行動に戻れないと聞きますが、ルールなので遵守しましょう。 故意に引っ掛けたりして釣る事は絶対辞めましょう。


【関連】
私がサケ釣りに挑むにあたって使用したロッド。

posted by 釣りキチ・マチャ at 08:24| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

【木戸川のサケ漁はじまる】






【木戸川のサケ漁はじまる】

木戸川。


楢葉町を流れる二級河川。

川幅も広くなく、至って普通にも見えるこの川は、震災前「サケの遡上数」が日本の中でもかなり多く、「サケ」で名をはせた川だ。

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木戸川といえばサケというイメージがすぐ浮かぶ人は少なくない。


しかし、震災後サケの稚魚を放流する事ができず遡上数が震災前に比べて激減。


木戸はもうだめだ・・・


多くの人がそう思ったことだろう。


そんな最中、あきらめない漁協員の努力の甲斐あって、ようやく昨年から稚魚放流事業も再開。


今年度は震災前と同じく1000万匹の放流を目指しているというのだから、その暗中模索の中、ただひたすら進み続けた木戸川漁協の力強さに感動を覚える。


今日、2016.10.15日にその木戸川で今年の初漁があると聞き、私もその様子を見学するべく足を運んだ。

久々に来るな〜・・・木戸川。

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すると、見覚えのある顔が・・・

アクアマリンふくしまの職員の「吉田さん」も協力する為に来ていたようです!
うみラボ調べラボでお世話になりました!

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【組合長と話す吉田さん(右)】

吉田さんと話をし、なぜ木戸に?と聞くと、慕っている先輩がいるのだという。



その方が、木戸川漁協の「鮭ふ化場長」の鈴木さんだ。

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【メディアの対応をしている鈴木さん】

鈴木さんはメディアの方達の質問攻めで身動きが取れない様子だったので、とりあえず落ち着くまで漁の見学に専念した。


本日行われたのは「合わせ網漁法」という漁。


そして安全祈願を終え。

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漁が開始!

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漁の様子↓



迫力の漁の光景にあっけにとられてしまった。



これが木戸のサケか・・・凄い・・・

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今遡上しているのは、ほとんどが自然ふ化によって海に出て行った個体達で、今の時期は、まだサケの最盛期には少し速く、先陣を切って遡上してきた個体達なのでまだ数はそこまでではないという。

私も恐縮ながらサケを持たせてもらいました!

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そして、漁場からほど近い加工場にすぐ運ばれ、現地で販売されていました!

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まだ数があまりないため、陳列されたサケはすぐ一般の方が買っていくので、すぐに売り切れ!
どれだけ木戸のサケが愛されていたのかがわかります。


ちなみに、高級ブランドの木戸の鮭・・・めっちゃ安い!

私も買っちゃいました!

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価格はサケはオスが1キロ700円、メスが1キロ1200円
切り身は5切れで500円。

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切り身に至っては、スーパーで100円とかで売られるサケの切り身の3〜4倍の分厚さがあり、量だけで考えてもスーパーなら1500〜2000円(一番安くても)レベルの内容でもって、木戸のブランドを度返しし、鮮度抜群なのにもかかわらず500円!


もっと欲しかったが、他の方にいきわたらない可能性を危惧し、6パックと、メス一匹を買わせてもらいました!(^_^;)

私のせいで買えなかった方がいたらすいません(^_^;)

しかし、これから毎日漁がおこなわれるということなので、木戸川漁協の売店に行くと、この激安高級鮭が毎日買えるので、是非足を運んで見る事をおススメします!


さて、漁も落ち着き、木戸川漁協ふ化場長の鈴木さんと少し話ができる機会があったので、色々聞かせてもらっちゃいました。


その話を聞くまで、私は鮭の事を何も知らなかったんだと実感したと同時に、今日本当にここに来て良かったと思えたのだ。


マチャ「鈴木さん、初漁おめでとうございます! 大漁のように思えましたが、あれでも例年に比べれば少ないってことですよね?」

鈴木さん「全然すくないよ(笑)」

マチャ「ちなみになんですが、年間の遡上数って震災前はどのくらいだったんですか?」

鈴木さん「7万から10万匹が平均で、豊漁の時は16とかいく年もあるよ!」

マチャ「7〜10万匹!? すごい数だ・・・」

私が驚いていると、鈴木さんが孵化施設を少し見せてくれた。

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これが孵化施設ですか・・・

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鈴木さん「鮭一匹から取れる卵が約3000個。
採卵し、受精させ、検卵し、孵化させ1000万匹の放流・・・

    「この施設全部で1000万匹の孵化が行われる・・・
ちなみに、この一枠(1箱)に入る卵が・・・10万・・・
それが100枠。それで1000万・・・
つまり、この施設全部の箱に埋まった卵が孵化して放流しても、4〜5年後
帰ってくるのはこの1枠分・・・つまり1%なんだ。」

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マチャ「い、1%・・・」


鈴木さん「10万匹と聞けば多く感じるけど、全体の1%しか帰ってこれない
     。それが鮭なんだ。
     だから、秋サケが食卓にならんだら、その尊さを感じ大事に食べて
     もらいたいというのが、俺の願いだよね。」


4年間の壮大な旅を経て、帰ってこれるのが1%。

私はこの100分の1の物語を考えた時に、物凄くサケが尊い存在であると感じさせられた。

そんなサケ達の事を想い、木戸川漁協では鮭の為の慰霊碑が存在する。

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100分の1・・・「尊い命の物語」を繋ぐ物語。


私は今日、木戸川に来てよかった・・・


尊敬する先輩二人が忙しいなか、どうにか一緒に写真をと頼むと、また快く引き受けてくれる(^_^;)
仕事の邪魔ばかりしてすいません(^_^;)

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私の宝物がまた一つ増えました。




私はその後漁を見てから帰るのだが、心に沁みる言葉を胸に刻み、帰り道に若き彼らの姿を思い返していた。


彼らの命を繋ぐ懸命な作業は今日もまた行われている。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


後日、木戸川で購入した鮭を料理して食べましたが、サケの壮大な物語を知ったうえで食べる鮭は、とても尊いものであるという認識が上乗せされ、非常に美味しかった。

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【焼き鮭】

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【イクラ丼】


イクラもサケの身も、私はこれ以上心を満足させてくれる鮭には今まで出会った事はありませんでした!

みなさんも、休みの日にでも木戸川に足を運び、絶品の鮭を買いに行ってみてはいかがでしょう!

木戸川では、毎日午前中に合わせ網漁がおこなわれるよううなので、午前中に行けば漁の様子も見れるかもしれません!

木戸川の完全復活がもう間近である今、彼らの活動を全力で応援したいものです!


注)今年の鮭有効利用調査(釣り)は、余剰鮭が見込めない為に中止となっておりますが、今年度から1000万匹を放流するという事なので、我々釣り人が気になる有効利用調査も数年後には再開されることでしょう!

それまでは復活しつつある木戸川を眺めながら、その足で木戸の鮭をお土産にサケの尊さを多くの人に伝えたいものです。



【関連】
木戸川漁業組合


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イクラ丼A.png
タグ:木戸川
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2016年07月22日

【アマゾンの巨大魚 ピラルクーを食す!】






【アマゾンの巨大魚 ピラルクーを食す!】

ピラルクー。

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最大で体長4mにもなる世界最大の淡水魚として知られるピラルクーは、釣り人なら一度は釣ってみたいと思う夢の魚だ。

実際釣り上げるとこんな感じになるのだろう・・・

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しかし、現在ピラルクーの生息地では乱獲によって数が激減し、現在絶滅を危惧される貴重な魚となっている。


ではなぜ乱獲されているのか?


それは、美味いからだ!


他に食料が無いわけではなく、ピラルクーが美味いので乱獲されているという。

ちなみにピラニアは人気がなく、現地ではあまり好まれない魚だという。


さて、ピラルクーがそんなに美味いと聞けば、食べて見たくなるのが世の常ってもんで、私もなんとか食べる手段はないだろうか・・・と色々調べたところ・・・


なんと栃木の「なかがわ水遊園」という淡水水族館でピラルクーを試食するイベントを発見!

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これは是非イベントに参加して食べてみよう・・・そう思い、イベント当日、私は栃木に足を運んだ。


なかがわ水遊園。


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この水族館は、淡水魚がメインの水族館で、釣り人にはたまらない水族館と言える。

日本の貴重な魚が数多く展示されている他、アマゾンの巨大魚達を間近で見る事ができるので、ついつい釣り人はウンチクを語りたくなってしまう。

釣好きの旦那様がいる奥様、この水族館に一緒に行くと永遠と釣りの話をされるので気をつけて!!


さて、この水族館で行われるピラルクー試食会の為に、開園前から並び、チケットをゲット!

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ピラルクーの解体から見せてくれるので、ワクワクです!

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そして、解体スタート。

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ちなみに、このピラルクーは食用に養殖された魚で、展示水槽から持ってきたものではない。


大きなウロコをバリバリはがし・・・


頭を落とし・・・

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三枚おろしに・・・

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しかし、骨が大きくて、他の魚とは違った骨の構造・・・


捌きにくそうだ。


そして、柵になり・・・

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切り身となり・・・


この切り身が、試食用にソテーされてきた!

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塩コショウを振ってオリーブオイルで焼いたものだそうで、いざ実食と行きましょう!


正直、その姿のイメージから、絶対に生臭いと思い込んでいる。


鯉やフナなどの様な匂いが大の苦手である私にとって、鯉の様な匂いがしたら口に含んだ物以外も吐き出す自身がある。


本当は恐いのだが・・・



い、頂きます!!

ピラルク 試食.png

おぉぉぉっぉ!!?!??



なんだ!???



うまい!!

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美味いよこれ!


生臭いってのがまるでなくて、魚というよりは油っ気のない鶏ササミに食感は似ているだろうか!
皮はゼラチン質で、あまり好きな食感ではないが、食べれない事はなく、普通に美味い!

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塩コショウというシンプルな食べ方だけに、その味もしっかりわかるので、素材そのものが本当に美味いんだ!


なるほど〜・・・乱獲されるわけだ。


個人的には、から揚げにして食べたかったな〜と思いつつも、その味に感動せずにはいられません!


素晴らしい体験が出来て本当に来てよかった!


でも、ちょっと足りないよな〜・・・


そこで目についたのが、アマゾンカフェ!

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土日に数量限定でピラルクーランチが食べれるという!


・・・が、売り切れ。


そりゃそうか・・・


なかがわ水遊園では、土日に数量限定でピラルクー料理が食べれます!

興味がある方は行ってみると良いでしょう!

ピラルク ランチ.png



その後、水遊園のピラルクーを見ながら、「釣りたい」や「食べたい」といった複雑な心境でこの巨大魚を見ていたのは、きっと私だけではないだろう。

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