2016年08月23日

【夏の野池の夫婦鯉】






【夏の野池の夫婦鯉】

それはとある夏の一日。

私はある目的があり野池で釣りをしていた。

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この日は雨が降ったりやんだりと天気が安定せず、ジメジメと暑く、非常に厳しい状況下での釣りだった。


滴り落ちる雨、流れ続ける汗、身体はビショビショで気持ち悪く、身体の体力が刻一刻と奪われていく感覚。


暑い・・・


すると、雨に打たれる池の濁った水に移った紅一点。


ついつい目を奪われた。


よくよく見ると、赤が多い個体と、白が多い個体の二匹が寄り添って泳いでいる。

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しばらく目で追っていたが、それはそれは優雅で、まるで夫婦がよりそっているようにも見えた。


とても美しいその鯉の姿に見とれていた。


そして、釣り人としての葛藤・・・


あの鯉を釣りたい・・・


急遽本来の目的を中断して、パンを買ってきた。


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とりあえず鯉がいる場所にパンを撒く・・・が、案の定食わない。

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周辺にパンをばら撒いて、遠くで見ておく事にした。

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すると、数分後・・・


パク・・・


食った・・


パンに反応するなら・・・釣れる!



そして、急いでタックルを用意して、ハリにパンを仕掛け、ポイントに忍び足で向かい、仕掛けを投入した。

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しばし時間が流れたが、一向にパンを食う気配はない。



しかし、その時は来た・・・


何度も素通りされた仕掛けのパンに、ついに鯉が・・・


パク・・・


食った〜!!!

グン!!!

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バシャバシャバシャ!!!

フッキング直後、必死に抵抗する鯉!


しかし、思いがあまりダッシュ力の無い鯉で、あまりラインが出される事はなかった!


だが、ここで私はある後悔をする・・・。


もう一匹の鯉が心配そうに後を追っているのだ・・・


・・・


心が痛んだ・・・


しかし、今更悔やんでもしかたない・・・


それなら一刻も早く釣り上げて、早く返してやる!



すまない!!


そして、急いで寄せて・・・

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ランディング・・・

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一応写真だけは撮らせてもらう事にした。

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その後、急いで水に返すと、その鯉はゆっくりと泳ぎだした。


少しして、心配そうにしていたもう一匹の鯉がまた寄り添って来て、二匹は再び仲良く池を泳いでいた。


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申し訳ない事をしてしまった。


末永く、仲良く・・・そして長生きしてくださいね!


とても美しい愛の形を見せられた気がした。


鯉は頭が良い魚だ。


きっと、この二匹はずっと寄り添って生きていくのだろう・・・


元気でな!


2016.08.20
場所 :鹿島の野池
時間 :15:00〜15:30
天気 :晴れ/雨
風  :微
エサ :食パン
仕掛け:パンプカ
釣果 :錦鯉 1匹

【関連】


ラベル:錦鯉 パンプカ
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2016年05月21日

【野池のヘラブナ釣り inいわき】







【野池のヘラブナ釣り inいわき】

 
 これまでに何度挑戦しただろうか。

 思い返せば、釜戸川で初挑戦してから、この釣りの圧倒的むずかしさを知り、奥深さを痛感させられた。

 そこから、仕掛けの作り方、タナの狙い方、エサの種類と練り方、付け方・・・

全て手さぐりから始まった。

その「釣り」とは「ヘラ釣り」だ。

ヘラブナをターゲットに練エサで釣る手法だが、これが物凄く難しい・・・

そして、回数を重ねる度に少しずつ成長していく自分にも気付けた。

そして、今回の釣行ではヘラブナとの決着をつけるべく、下荒川にある野池に足を運ぶことにした。

・・・が、まずは腹ごしらえ。

同行者は「ぐっさん」
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【ぐっさん】

一緒に郷ヶ丘にある「でぽっと」というラーメン屋で「夜だけ醤油ラーメン」を食す!

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うまい・・・美味すぎる・・・・悪魔的だ〜・・・!!!

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腹ごしらえをして、いざ釣り開始!


下荒川にある野池に来ました!

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私はヘラ釣り、「ぐっさん」はバス釣り。

私がヘラ釣りの準備をしてると・・・「マチャさん!釣れました!」

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何!?

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ジグヘッドワッキーでコバッチィが釣れたようです!


うむ、素晴らしい!


幸先が良い!


私も続こう!

タックルはこんな感じ!
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エサは、バラケエサに麩エサ。

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そして、食わせエサにグルテン。

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イメージは上のハリにバラケエサを付け、バラケエサで寄せて、食わせエサで食わせるといった具合だ。


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さて、釣れますかね〜・・・

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1時間が経った・・・


・・・


2時間がいとも簡単に過ぎた・・・


ぐっさんは野池を一週して、竿を置いた・・・


ま、待ってくれ!


もう少しだけ・・・今釣るから・・・


もう少しなんだ・・・きっと・・・


・・・


しかし、そう上手くは行かないものだ・・・

ウキの位置を変える為に、空針を水面に落とすとギルが釣れてくる・・・

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ぐ・・・



鯉が飽きれた顔でエサをくれとねだってくる・・・

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ぐ・・・


警戒してくれ・・・


この頃にふと、漏れる言葉・・・「今日もボウズかな・・・」

すると間髪入れずに、ぐっさんが言った・・・・

諦めたら・・・

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ぐ・・・スラムダンクをあまり知らない人でも知っている名言を残した安西先生に尊敬の念をいだきつつ、私も「先生・・・ヘラを釣りたいです・・・」


・・・


・・・



三井寿だよ。


・・・


・・・



くだらない話はさておき、釣りに戻ろう・・・


その後、ウキの位置を変え、狙うタナを変えながら、ひらすら様子をみる・・・


すると、底から宙釣りに変えた途端、ウキへのアタリがしっかり確認できた!


そこから、本当のヘラ釣りが始まった。


ヘラを集めるのに2時間も同じ場所に打ち込んだという事か・・・


ウキが水面によくなじんだ頃・・・ピク!

シャッ!!


乗らない・・・


そして・・・ピク!シャッ!


乗らない。


これがきっと10〜20回くらい繰り返されたのではないだろうか。


アワセが遅いのか、食いが浅いのかはわからないが、ハリ掛かりしない!


しかし・・・・楽しい!


不思議だが、物凄く楽しい!


悔しいが楽しい!


どんなウキ釣りよりも楽しい!


なんだこの釣り!


ヘラ師がはまってヘラブナを釣ってた理由がはじめてわかった!


一枚でいい!


一枚釣れれば今日はそれでいい!


釣るまでやる!


そして、その時は訪れる・・・


・・・


・・・


ピク!シャッ!ギュギュギュギュギュギュ〜!!!!!!


の、乗った〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ついに乗せた〜!


最初のダッシュをちゃんと絶えれた、二回目、三回目のダッシュもいなせた!


そして、魚が姿を現した!


ヘラだ・・・ついにヘラが掛った!


竿を立てるとゆっくり寄せられてくるヘラを玉網で迎える・・・


そして・・・


つ、釣れた〜!!!!!!やった〜!!!!!!!!!!!!


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やったぞ!!!


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間違ってなかった!


これまで勉強して繰り返してきた鍛錬は間違ってなかったんだ!!!!



なんて嬉しいんだ・・・


釣れた・・・ではなく、釣った一枚。


とても価値のある一枚。

サイズは34pと尺越え!


至福の瞬間であった。


その後、待っていてくれた「ぐっさん」にもこの喜びを味わってほしくて、ヘラブナ釣りをやらせてみた。

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案の定苦戦をしながらも、楽しんでくれていたようだ!

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そして・・・


来た!!!


おぉ〜!素晴らしい!


ぐっさんも初ヘラブナをキャッチ!

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あぶね〜・・・

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皮一枚・・・

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サイズは32pとこちらも尺上!



私もガイドできたようでとても嬉しい!


ぐっさんも嬉しくて手足が震えたそうだ!


二人で満足の行く釣行なのだが、一つだけ腑に落ちない事がある・・・


天気予報の信憑性だ・・・


現在の予報は・・・くもり!

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そもそも今日は曇り予報で、どこにも雨予報はない・・・

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・・・が・・・



雨!

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雨だよ!


ざんざん降りだよ!


これを曇りとは言わないよ・・・



テル坊・・・一度で良い。雨を上げてください・・・

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その後、寒さに震えながらこの日の釣行は後半戦を迎えるのだが、それはまた別のお話。


2016.05.21
場所 :いわき市 下荒川野池
天気 :曇り/雨
風  :微
時間 :13:00〜17:00
仕掛け:バランス釣り
エサ :バラケ(麩エサ)食わせエサ(グルテン)
釣果 :ヘラブナ2枚

ルアー:ジグヘッドワッキー
釣果 :ブラックバス1匹

ハリ :空針
釣果 :ブルーギル1匹


【関連動画】


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2016年05月11日

【野池に輝く金色の鯉】






【野池に輝く金色の鯉】


釣りにはこんな格言がある・・・
「釣りはフナにはじまり、フナにおわる」と。

この言葉の解釈は憶測ではあるが、マブナに始まってヘラブナに終わるって事なんだと思うのだが、その真相は定かではない。

ただ、ヘラブナ釣りというのは実に趣があり、とてつもなく繊細で、ものすごく難しい。

そんなヘラブナ釣りのチャレンジをするべく、下荒川にある野池に足を運んだ。

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この池ではヘラ師の方々が竿を出しているのを見かける為、ヘラブナがいるのだろうと確信している。

今回ヘラブナを釣ろうと思う理由は、@ヘラ釣りを覚えたいから。Aヘラ釣りの技術の応用で釣れるハクレンを釣る為の練習。B釣れる魚種を増やしたい。
これらの理由から、色んな釣りがしやすくなったこの季節でも、優先して行うべき釣りと考えたわけだ。

素人としてはヘラブナ釣りはエサさえちゃんと選ぶ事さえできない。
エサの練り方さえうまくできない・・・

エサつくりからすでに奥が深く、とても難しく、道具に金がかかり、とても手軽な釣りとは言い難い。

しかし、釣り人を虜にするヘラブナの魅力は釣って見なければわかるまい。


見よう見まねでエサを練、とりあえず竿を出して見る事にした。

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層はベタ底、ウキの動きに注意を払う。

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時々ピクッとウキが動くのだが、なかなか乗らない。


だんだんエサの練り方やら付け方、狙い方等がわかってきた気がする・・・

が、釣れない・・・


エサが・・・あとわずか・・・

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こんなに難しいものだとは・・・


大体ヘラブナ釣りは同じ場所に正確に何度も何度も打ち込んで魚を寄せて釣る釣り。
釣れるまで一時間なんてざらにかかると言われている。


実はヘラブナ挑戦は二度目だが、前回より断然要領を得てきたきがするが、まだまだだ・・・


エサも残りわずかで、今日の釣りはそろそろ手仕舞いだな・・・そう思っていると、池の中にユラ〜っと揺らめく金色の魚影。

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金色とは誇張しすぎているようだが、黄色一色のその体は見ようによっては金色に見えるのだ。

しかし、その魚影はヘラではない。


鯉だ!


鯉はこれまでいくらでも釣って来たが、色鯉となればやはり扱いが変わってしまう!


よし、この池にもこんな魚がいるのなら、今日のターゲットはヘラブナはあきらめて、この鯉に変えよう!


そして、急遽鯉釣りタックルに変更!

私の車には色んな竿が入っているので、結構柔軟に獲物を狙えるのです!


そして、鯉を寄せるのに、ヘラブナ様に練ったエサを小さな団子にして近くに撒いておく。


鯉は同じルートを回遊してくるから、きっとエサを見つければ食うはずだ・・・


そして数分後、思った通りあの鯉が姿を現した。


私の気配を感じさせないように様子を覗う。


すると、鯉がダンゴを食べているようだ!


よし、十分食わせたらもう一度同じ場所に仕掛けを投入して置く。


次に来たら・・・きっと食う!



そして、数分後・・・



来た!


奴だ!


回遊ルートでエサを探しながら泳いでいるのだろう!

さっきエサがあった場所はしっかり覚えていて、さっき食べたダンゴがまたそこに落ちている・・・

さっきの味を覚えているだろう!


美味かったろう!


さぁ〜食え!


大きめにしておいた特性ダンゴだぞ!(ハリ入りだぞ)


寄って来た!


喰え…


喰え・・・



喰え・・・



喰った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1



ギュン!!!!!

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ギュウウウウウッグググウグググウググggyググgyグッグyグg!!!!!!

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うわ〜!凄い引きだ!!


池の鯉だからと甘く見てた!


ロッドが根元から曲がってる!

やべ!コントロールできない!


カバーに入られる!!!

やめてくれ!カバーに入られたらもう対処できん!


ギリギリの攻防!


ラインが何かにスレてギギギギと異音を出している・・・


PEラインだぞ、硬いものに擦れたらやばい・・・



無理やりヘビーカバーに潜り込もうとする鯉の勢いを止める事はできず、結局カバーに潜り込まれてしまった。


こうなれば、もう逆にテンションを緩めて、出てくるまで我慢。

もちろん出てこなければもう負けが確定する場面。


そして、テンションを抜いたり張ったりしながら何か絡まっていないか確認作業しつつ、出てくるその瞬間の為に準備をしていた・・・


しかし、まったくカバーから出てこない・・・


半ば根掛かり状態のこの窮地。


諦めたくはないが、もはや強引なファイトをしてダメならあきらめよう・・・


そして、ムリくりパワーファイトで、カバーから引き離すように竿をグーーーーーーーーーーーーっとあおると、ズズ・・・


ズズ・・・

ギギギギイ・・・・


ブワンブワン!


抜けた〜!!!!!!!!!!!!!


千載一遇のチャンス到来!


これを逃したら次はないと思ったので、力限りパワーファイト!


そして、近くによってきた鯉は観念したようで、ランディングはスムーズに成功し、御用!


これが黄金の鯉だ〜!!

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ん〜・・・黄色か?(笑)



とにもかくにも狙った獲物を釣るってのは気分がいい!


この池に誰かが放した錦鯉なのだろう!


このサイズになるまで長年この池で生きてきたのだろう。


素晴らしい出逢いに感謝し、ナイスファイトを称え写真を撮りまた池に返してあげた。


その後も元気よく泳ぐ鯉の姿を見ると、さっきまで獲物をみる感覚だったのに、釣ったあとは友達でもみる感覚に似ている。

私にはその存在はとても輝いて見えて、金色の鯉に見えたのだが、それは私だけが見た錯覚かもしれない。

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2016.05.07
場所 :いわき市下荒川の野池
時間 :8:00〜13:30
天気 :晴れ
風  :弱
仕掛け:ノーシンカ―
エサ :ヘラ用練エサ
釣果 :錦鯉1匹


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ラベル:いわき
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